真夏の夜の・・・♪♬

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「真夏の夜の・・・♪」と言えば野外フェスティバルを連想します。23日に開幕した東京オリンピックの開会式も真夏の夜の野外フェスティバルでしたが、残念ながら観客のいない、・・にもかかわらず、膨大なお金をかけたイベントでした。

私個人的には「真夏の夜のジャズ」という60年前の記録映画を最初に思い浮かべます。40年以上前に大学の学生会館で自主上映かなんかをやっていたのを観ました。それ以来、夏になるともう一度みたいなと思っていたのですが、DVDをレンタルでも置いている店はなく、先日タワーレコードのネット通販をみていたら、60周年アニバーサリー企画とかでDVD,CD,LPヴィニールレコードのセットを見つけたので、衝動的にポチッと注文してしまいました。

この映画は、1958年7月3日~6日開かれたアメリカ「ニューポート・ジャズ・フェスティバル」の長編記録映画で、それまでに映画製作に全く経験のない30歳の若い写真家バート・スターンとその友人たちが製作しました。今回久し振りに見直してみて、その斬新さに驚き、感動しました。

私の好きな歌手、アニタ・オディやダイナ・ワシントンをはじめ、多くのビッグネームのジャズマンが登場して、字幕などはありませんがテンポよく音楽と映像が流れジャズ好きにはたまらない映画です。

もう一つ真夏のイベントで忘れられないのが、1970年代の第2次フォークソングブームの中で、京都祇園祭の宵山の一日前に京都円山公園野外音楽堂で行われていた「宵々山顔見世コンサート」です。高石ともやとザ・ナターシャ・セブンを主役に、世話人火付け役の永六輔をはじめ、有名人が出演して、祭りの前夜祭として大いに盛り上がりました。私は当時20歳前後で四条通りの雑踏の中、八坂神社近くまで何とかたどり着いて遠いスピーカーを通しての歌や演奏を聞いたことを思い出します。

1973年の第一回コンサートのライブ盤と諸口あきらのファーストアルバム、そして永六輔のレコード

高校時代は深夜放送のラジオで流れるKBS近畿放送(今のKBS京都)の諸口あきらのDJが人気でした。彼は宵々山コンサートの常連でもありました。又、その頃、永六輔の本を読んで感想を本人に送ったことがあります。しばらくして直筆で返事のハガキが来た時にはうれしくてますますファンになりました。

東京オリンピックの開会式や「真夏の夜のジャズ」の映画なんかを見ても、クリエイティブな仕事には絶対に若い頭が必要だと思いました。経験に邪魔されない新しい感性があって、今のようにすごい速さで動いている時代をつくっていく創造性を磨くことができるのではないでしょうか。コロナ禍のなかで、若い人たちが「真夏の夜・・・」に体と頭と感性に強烈に刺激を与えるイベントに触れられないということはこれからの社会にとって大きな損失だと思ってしまう真夏の一日です。

社長

 

 

 

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