ブログ

ブログ

BLOG
家づくりノウハウ

表面温度と不快指数

快適な室内空間を保つには

あまり聞きなれないですが、(でも実は中学校で習ってる??)

表面温度不快指数っていうのを知っておくと

暮らしがより快適になります。

まず、住宅建築でいう表面温度というのは

天井や壁・床の室内側表面の温度のことです。

図で表すとこんな具合↓

%e8%a1%a8%e9%9d%a2%e6%b8%a9%e5%ba%a6

図で見ると一目瞭然

左:断熱性の低い住宅  右:高断熱の住宅

(図は冬季のものを表す)

となります。

断熱性の低い住宅では、部屋を暖めようとすると

それだけ暖房機の熱量が必要となり

光熱費がかかることになります・・・

左の図で体感温度を快適ゾーンまで上げようとすると

更に温度設定を上げる必要があります。

%e5%bf%ab%e9%81%a9%e3%81%aa%e6%b8%a9%e6%b9%bf%e5%ba%a6

動くと、ちょっと汗ばむ程度が快適とされています。

次に不快指数

先にも少し出てますが

温度と湿度の関係性がちょうど良いところを快適ゾーンとし

それ以外を不快ゾーンとしたグラフです↓↓

%e4%b8%8d%e5%bf%ab%e6%8c%87%e6%95%b0

たとえば、夏場

室温28℃の時、湿度が80% あったとすると凄く

蒸し暑いですよねっ

でも、湿度を50~60%に落としてやると

温度が同じでも快適になります。

冬はその逆。

sec04_img03

(画像はうるるとさららのダイキン工業さんより)

そこで、必要となるのが

◎温湿度計(感覚より目で見てわかるもの)※精度が高いものが必要です。

◎結露しない器(住宅断熱性能)

◎計画換気(熱交換型換気扇:全熱式)

◎エアコンでの調湿とか加湿器

っていう具合になってきます。