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会長日記

台湾紀行②

続き・・・

「士林夜市」は道教の寺廟の門前に屋台が集まったのが始まり。現在では台北一のスケールを誇る人気夜市で、夕方5時過ぎから深夜12時くらいまで毎晩夜祭のように賑わうというのだから驚く。

ガイドさんから聞いた話では、台湾の人は自宅でほとんど食事をしないらしい。朝はコンビニや道端の屋台で買った軽食を会社に持って行って食べ、昼は近くの食堂で、夕食もレストランや夜市で食べることが多いらしい。台湾の女性は自分で料理を作る必要がないため、料理下手な人がほとんどだと言うが本当だろうか。

しかし、毎晩夜市がこのように賑わうのを見ると納得する部分もある。

早速に一軒の屋台に入って食事。コンビニで買った缶ビールを持ち込んで、いくつか注文するが、どれも一皿50元(250円)から100元(500円)ほどなので、7人で分けながら食べても全部でわずか5000円程度の安さ。

ぶらぶらしながら、マンゴージュース飲んだり、地瓜球(サツマイモボール)食べたりして、射的や違法コピーの雑貨屋なんかを冷やかして夜が更けていくが、人通りはますます増えていく。

翌朝はホテル前の松江大通りを1時間ほどウォーキングする。横道をはいると面白そうな場所が現れそうなのだが、道に迷って帰れなくなったら、帰りの飛行機に間に合わないので大通りを行って帰る。

首都台北市は土地面積が狭いので、一軒家なんかはなく、古いビルやマンション、新しいビルなんかが混立している。予想していたのと違って建築中の建物は案外少ない。

土地が少ないので、不動産価格は相当に高いらしい。表通りにあったしゃれた不動産屋さん。

車はバス、タクシー含めてもちろん多いが、一般の人の足は原付バイクかと思うほどすごくたくさん走っている。信号待ちであっという間に集合して、青信号で一斉に出て行く様は壮観だ。

わずか2泊3日の台湾訪問だったが、中国との政治的緊張関係がある中でも、アジアのエネルギーを十分に感じられる旅だった。

会長