9月から１０月になって、やっとブログの猛暑シリーズから抜けられそうな気配となってきました。

恒例の「秋の全国交通安全運動」が９月２１日から３０日まで開催されました。長浜警察署の今回の一日署長は、地元長浜市出身のパラリンピアン清水千浪さんでした。前日の２０日には長浜市役所で出動式がありました。

清水さんは現在４１歳、中学時代に１５００m走の滋賀県大会に優勝、大学で女子サッカーを始め、中退してなでしこリーグのアルビレックスなどで活躍するも、２５歳で半月板損傷で引退。さらに２９歳のとき褐色細胞腫を発症して下肢障害で車いす生活となってもスポーツへの情熱さめやらず、２０１２年に車いすバスケットボールチーム「カクテル」に入団し、その後、車いすバスケットボール女子日本代表に選出され、２０２１年に東京パラリンピック、先日はパリパラリンピックにも出場されたすごいアスリートです。

彼女のモットーは「挫折や失敗したときは、とにかくアクション！」「早めに行動を起こせば落ち込んでる時間なんてなくなる！」だそうです。　　　　　　　・・・すごい・・・

１０日間の運動期間中にさまざまな啓発行事が行われましたが、メインイベントともいえるのは、２３日に西友長浜楽市の駐車場で開催した「交通安全フェスティバル」です。

晴天にも恵まれ、午前１０時の開会を待ちきれないように、親子連れを中心に多くの方々が来場されました。

警察のパトカーや白バイはもちろんのこと、消防車や自衛隊の車両、クレーン車やバスも展示され、自由に乗ったりして、ミニ制服を着て記念撮影も人気でした。

その他にも、子ども免許証づくりやガチャガチャ景品クイズ、安全バッチなども作れてみなさん楽しんでおられました。鉄工事業部の大澤部長の親子や私の孫miwaも来てました。

昨日の最終日は、朝７時過ぎから市内祇園町交差点で通勤の車両や通学の小学生たちへの交通安全の呼びかけ啓発を行いました。

この辺りは、最近宅地開発での多くの住宅分譲があり、一気に新築住宅が増えた地域です。交差点の４角にはスーパー、ドラッグストア、コンビニがあって、車の出入りも頻繁で非常に危険なエリアとなっています。

毎日通学時間帯には、近所のボランティアや保護者の皆さんが立番をして、子供たちの安全を見守っていただいています。

交通安全運動期間は終了しましたが、常に日々安全には注意し、１件でも交通事故が減少するようにみんなで心がけていきたいと思います。

　　　　　　「思いやり、乗せて走ろう、滋賀の道」　　　令和６年度交通安全スローガン

会長