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BLOG建築ウンチク ①
皆さま、こんにちは。
本日は、なんとなくわかっているけど、
細かくは分からないと浮かんでくる建築用語についてのお話です。
今回のテーマは“長さや大きさ”です!!
お家を設計する際には基準となる基本寸法(モデュールやモジュールともいいます)があります。
そして、基本寸法は一種類だけかというと、、
実は『尺モジュール』や『メーターモジュール』、『インチモジュール』と主に3つに分けられます。
では、それはどのくらいの長さなのと思いますよね??
(以下、国際単位のメートル法にて)
まず、
メーターモジュール = 1,000mm を基本
非常にわかりやすい!
次に、
尺モジュール = 910mm を基本
インチモジュール = 1,218mm を基本
としています。(小数点以下略)
・・・と案外知らない方も多いのでは。
まぁ、普段の生活にまず関係ないものですからね。
ここで、3つのモジュールの基本寸法をお伝えしましたが、なかでも
日本の住宅では、やはり尺モジュール(尺貫法)がよく使われています。
では、尺モジュールをもう少し掘り下げてみていくと
尺より小さな単位として寸というものがあります。
(cmとmmの関係みたいなものです)
1寸 = 約30.3mm (3.03cm)
10寸 = 約303.0mm (30.30cm)=1尺 ■1寸の10倍が1尺
30寸 = 3尺 = 約909.0mm (90.90cm) ■この数字が尺モジュールの基本
※909.0mm を 910mm としているのは
工業化製品をつくる都合上、細かな数字をまるめ 910mm としています。
6尺 = 約1,818mm (1,820mmとしています)
1畳は基本的に3尺×6尺となり
1坪とは1畳が2つ分となります。
ちなみ、余談ですが、1畳のところで“基本的”にとしたのは一応意味がありまして、
一畳の大きさでも、地域によって異 なる場合があるからです。
上記から挙げていた1畳の大きさは現在、全国で標準的に使われている
“中京間”といわれるものです。
他にも、江戸間・関西間・佐賀間・安芸間・団地間があるそうです。
近年では、よく琉球畳といったものがおしゃれに使われているお家も多いです。
新築などの際にはご検討されてもいいかもしれません(´`)
畳についてなどなど詳しくは、インターネットで沢山の情報がでてきますので
今回は簡単にまとめてみました。。。興味のある方はさらに調べても面白いと思います。
また、さらに内容を掘り下げて、数字と建築の関係性について調べても
大変面白いですよ☆
堀内でした。 次回へつづく
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