今年の大みそかに聞き納めとしてかけるレコードを決定しました。

今朝、以前に録画しておいたNHKの番組「Tulip５０年の軌跡～密着ラストツアー～」を見て、胸を熱くしておりました。結成からの不遇そして１９７３年「心の旅」の大ヒット、解散～再結成、メンバーが亡くなったり、財津リーダーが大病を経験したり、紆余曲折したこのバンドのラストツアーのドキュメントを見て、レコード棚から出したのは、ちょうど５０年前、１９７３年の渋谷公会堂での初の実況盤と第３作目の１９７４年の「テイク・オフ（離陸）」というアルバム。

「テイク・オフ」に収録されているのが私が大好きな『青春の影』

～君の心へつづく長い一本道は・・・いつも僕を勇気づけた・・・とてもとてもけわしく細い道だけど・・・今、君を迎えにゆこう・・・自分の大きな夢を追うことが・・・今までの僕の仕事だったけど・・・君を幸せにする、それこそがこれからの僕の生きるしるし～　　　　　　　　　　　（　詞　財津和夫　）

そして、今年のオオトリはビル・エヴァンスのソロピアノ・アルバム

B面全部にわたる１４分以上の「Never　Let　Me　Go」を、修理したばかりのアンプのボリュームを絞って聴くと、しみじみとゆく年を偲ぶことができます。

今年一年ありがとうございました。

よいお年をお迎えください。

会長