今の時期、暖房のため火を使うことは日常であり、空気が乾燥してさらに風も強い日が多く、火災の発生の危険が最も高くなる季節です。本日、グループ会社の国友製材では、全社員参加で火災訓練を行いました。

燃えやすい商品や原材料を扱い、3年前には工場火災を発生させ、近隣の皆様やお客様に大変なご心配とご迷惑をおかけしているので、以来火災をはじめ様々な災害に対して細心の注意を払うようにしています。

湖北消防本部・長浜消防署より署員の方に来ていただき、危険個所の再点検と消火技術を学びました。

訓練としては、まず火災発見後１１９番通報をして、玄関へ集合して避難人員確認をしています。

具体的な消火訓練の前に職員の方より注意事項を聞きます。

工場内には４か所の屋内消火栓の設備がありますが、いちばん事務所に近い消火栓を使ってやってみます。巻き込んであるホースは引っ張り出していけば自然に伸びていきます。

手元のノズルで目標に向けて、集中放水をしたり、シャワー状に噴出させたりをパート社員含めて各人が体験しました。

火災の最初の初期消火のための消火器についても、実際に扱ってみないといざというときに使用できないので、真剣に話を聞きます。

「知っていることと、実際にできることは違う」ということを大前提に、全社員の役割分担や各部署のもしもの時の連絡方法、手順を再確認しました。

定期的な点検、訓練が必要なのは言うまでもありません。

会長