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会長日記

マニアックな昭和レトロ

ロータリークラブという奉仕団体が滋賀県内には21あります。一つの町や市にひとつではなく、いくつもが活動しているエリアもあります。長浜市にも「長浜ロータリークラブ」「長浜東ロータリークラブ」「長浜北ロータリークラブ」の3つのクラブがあります。

栗東市には「栗東ロータリークラブ」があって、先日、創立40周年を迎えられ、記念例会と祝賀会を盛大に開催されました。私もご招待を受けたので素敵なホテル「ボストンプラザ草津」へ行ってきました。

厳粛な記念例会の式典のあと、祝賀会に入り、その宴会時のアトラクションについてご紹介します。

日本のロータリークラブの会員は概ね、企業の経営層のかたが多く、年齢層も高くなりがちです。私の所属する長浜ロータリークラブでも、会員の平均年齢は65歳くらいとやや高齢です。

今回のアトラクションは、冒頭に第1部として伊勢大神楽講社の獅子舞から始まりました。おめでたい太鼓と笛と鈴の舞の後には曲芸も披露され、皆さんの喝さいを浴びていました。

そして、宴もたけなわとなった頃に第2部として登場したのが・・・

ラッキーカラーの黄色いドレスを着た「平山みき」さんでした。

昔の映像も流れ、さすがに1949年生まれの彼女を見て、若き日にタイムスリップとはいきませんが、私も含めてロータリーの平均年齢くらいのお客さん方は、懐かしさがこみあげてきたようでした。もっとも、年齢の若い方々には当然なじみがなく、「あのおばさん誰?」(失礼)の声も聞こえていました。

平山みきさんは、1970年デビューで1971年に筒美京平作曲の「真夏の出来事」で大ヒットを飛ばします。そのあと「ノアの箱舟」など小ヒット曲はありましたが、一発屋さんみたいな歌手と言ってもいいかもしれません。でも今でも新曲を発表しながら活動されているのですから、大したものです。

彼女が一時結婚していたのが、フォークグループ「バンバン」で有名だった「ばんばひろふみ」です。バンバンも1975年に大ヒットした荒井由実作詞・作曲の「いちご白書をもう一度」の一発屋と言ってもいいでしょう。今回、彼女がこの曲を最初に歌ったので会場中に受けていました。

帰ってきてから、私のレコード棚を探しました。平山みきはありませんでしたが、バンバンのセカンドアルバム「季節風」が見つかりました。一曲目が「いちご白書をもう一度」です。ベルボトムのジーンズが時代を感じさせます。

おめでたい40周年のおかげで、マニアックな昭和レトロにふれることができました。栗東ロータリークラブの今後のご発展を祈念いたします。

帰りにお土産として、地元の食材を使った地元工場製造のおいしい焼き菓子をいただきました。

会長