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BLOG花粉アレルギー
2月の長い寒波が過ぎ去り、暖かい春の訪れとともに厄介な花粉の季節がやってきました。春はいろんな花が咲き、希望に胸膨らます入学や入社の時期であり、明るい気分になれる最も好きな季節なのに、この花粉のために憂鬱になる人が日本中に大勢います。・・・私もその一人です。
昨年は今の時期に台湾に行っていたのですが、あちらにはスギの木がないらしく滞在中には全く症状が出ませんでした。これでスギ花粉アレルギーを確信したのですが、今は血液検査でアレルゲン(原因物質や抗原)を特定してもらうことができます。
私も何種類かのアレルゲン検査をしてもらいました。
その結果、スギ花粉には基準値の40倍、ヒノキは28倍、ブナ・マツは2倍のアレルギー反応が出ることがわかりました。そのほか、ダニやハウスダストには20倍の過剰反応があるそうです。
また私は、若い頃から甲殻類が苦手で、エビを食べると口内が腫れあがる症状が出るのですが、エビについては20倍、カニについては12倍のアレルギー反応が出てしまう結果でした。

今年は冬の寒さが長引き、梅の花の開花も遅れています。大浜モデル周辺には梅の木が何本もあるので、ウォーキングのときには花の付き具合を観察していますが、やっといくつか咲き始めました。

しかし、その梅の奥にはおぞましいスギ林があるのです。

恐る恐る近づいてみると(そんなことする必要ないのに)今にも飛び散りそうな花粉がいっぱいくっついています。

スギは風によって花粉を運ぶ風媒花という植物で、日本の森林面積の18%、ヒノキが10%あるというのですから沖縄を除く日本中に影響が大きく出ます。それも戦後の物資不足や森林の荒廃で、人工林として盛んに植林された結果なのですから政府が花粉症対策に乗り出すのも当然です。
今日は「十五日参り」で近所の八木浜神社に出かけましたが、この境内にもスギの木が何本かありました。

怪談のようでとても不気味ですが、灯篭にひっかかって重そうに花粉を付けている枝も写真に撮っておきました。

本社隣のドラッグストアには花粉症対策の薬が山と積まれています。私もお世話になっていますが、どれを選択するかはCMをやっている好みの女優さんに左右されます。飲んでみないとどれが効くかはわからないのですから・・・


神社お参りの帰りに、畑の中できれいに咲いているスイセンを見つけました。

おまけ・・・
「エビアレルギー」の私がエビの味を体験するために、この商品をこわごわ食べてみました。結果は今のところ大丈夫です。
ネット情報によると「エビアレルギーの人の約80%は、エビせんべいやかっぱえびせんは症状なく摂取可能で、高温で焼くという製造過程でのアレルゲン性の低下が推測されます。」とありました。

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