毎年７月の第一週は全国安全週間です。この期間は、労働災害防止活動の推進を図り、安全に対する意識と職場の安全活動のより一層の向上に取り組む週間です。

弊社でもこの時期に合わせて、毎年安全大会を実施します。昨日６月２５日、長浜湖岸のセミナー＆カルチャーセンター「臨湖」において、グループ社員及び協力会社の方々の参加のもと開催しました。

安全は何より優先する「安全第一」は誰もが掲げるスローガンですが、交通災害も含めて労働災害はなくなりません。それでも日々の仕事の中で少しでも危険をなくし、安全に作業ができる環境整備と意識強化を継続しなければなりません。昨日特別講演をお願いした建設業労働災害防止協会の安全管理士　高橋啓典先生もお話しの中で「安全とは危険を知ること、絶対安全はない。すべての危険に対してリスクが評価され、対策が立てられ、許容可能なリスクしか残っていないようになって始めて安全であるといえる。」とのフレーズがありました。リスクを避けるのではなく、きちんと認識をして、対策を立てることが何より大切だと改めて痛感しました。

大会冒頭のあいさつの中でもお話ししましたが、私の知人には、知らないレストランへ入ったら、不審者が侵入してきたときに素早く対応できるように、入り口の見える席にしか着かないとか、駅のホームに並んで待つときには、先頭にならない、さらに壁や柱を背にして後ろから押されて線路に転落しないようにしているという話を紹介しました。笑い話のようですが、自分なりのリスクへの対処を考えているという点からすれば、ボーっとしているよりは何倍もいいことだと思います。

本年度の国友グループの安全スローガンは「ケガなく帰ろう家族のもとへ！互いに声かけ安全作業、ヨシ！」です。

グループ全体、社員全員で安全・安心を地域やお客様にお届けしたいと考えています。

（私はあまり写真が撮れなかったので、国友工業のHPにアップする予定です）

社長