終戦から７４年、令和になって初めての「終戦の日」全国戦没者追悼式で天皇陛下は、戦後の長きにわたる平和な歳月に思いを致しつつ、世界の平和と日本の発展を祈る言葉を述べられました。

戦後生まれの私たちは、平和が当たり前と思っていますが、今現在でも世界中に紛争があり、毎日多くの人たちが命を落としています。イギリスのエコノミスト社による、世界平和度指数レポートが毎年発表されています。その国や地域の安全度、治安、国内外の紛争、軍事力など２４項目を分析して世界１６３か国の平和ランキングが決められます。２０１９年に世界一平和とされるのが、アイスランドで２位がニュージーランド、３位がポルトガルで日本は第９位です。最下位はアフガニスタン、シリア、南スーダン、イエメン、イラクなどニュースでよく聞く内戦の続く国が並びます。

よく私たちは、平和な時代に生まれてよかったなどと言いますが、決して、今世界中が平和なのではなく、たまたま日本という平和な場所で生活しているだけだと言ってもいいのです。これからも、子供たちや孫たちに平和な日本を残していくために私たちが考えるべきことがたくさんあると思います。

台風１０号のやって来る前、１３日の夕方に孫たちと一緒にお墓参りに行きました。

そのとき次男のお嫁さんが撮影した傑作写真。琵琶湖に夕日が沈んでいく頃、田んぼの稲や畑の野菜が青々としていて、小さな子供たちが仲良く手をつなぐ、こんな平和な風景をいつまでも残していかなければと思ったわけです。

お盆休みにビデオを観ました。平和の大切さ、戦争の愚かさを改めて強く感じました。

社長