今年も桜満開の季節がやってきました。世界中で新型コロナウイルスが猛威を振るっていても、紛争地で内戦が続いていても、自然災害でとんでもない被害が出ても・・どんな地域でもその季節になればその地にふさわしい、様々な種類の花々が咲きます。

そこに生活する人たちの悲しい、苦しい思いを、ほんの少しでもきれいな花は慰めてくれることもあるでしょう。否、あると信じます。

還暦を過ぎた準高齢者手前の私は、家に閉じこもっていても足腰が弱ってしまうし、気が滅入るニュースばかりなので、北風の強い中、カメラを持って少しジョギングしてみました。

全国の桜の名所、上野公園、大阪城公園、京都の嵐山等々の桜たちも、こんなに人々に見てもらえない年は経験していないことでしょう。大浜モデルを中心とした私の近辺の桜たちは、誰に見られることを意識することなく、いつもの年のように満開に咲き誇っています。

毎年と変わらないことが、いかに貴重なことかが実感できる今年の春です。

大浜から姉川の方を向いて一番きれいなところ

大浜の北のはずれの小さな社

田川の川べり

下八木スポーツの森南口付近

スポーツの森、ジョギング中の人やグランドで野球をするボーイズの選手たち

早崎川の桜並木と菜の花とのコラボレーション

早崎付近でサイクリングの人と丁野木川河口のカワウと桜

いつもお参りする海老江小江神社、プラント北側の赤い桜と緑の麦の穂のコントラスト

距離にして６㎞少々の桜探訪でした。

最後に、ひとつの木に紅白の花が一緒に咲いている木を発見！珍しい桜だなぁと思って調べてみると、桜ではなく「花桃」という木で、「源平咲き」と言うそうです。平安時代末期の源平合戦の源氏の「白旗」平氏の「赤旗」に由来するそうです。

コロナが一刻も早く終息し、敵も味方もなく、同じ枝に仲良く咲くこの木のような平和が来ることを祈ります。

社長