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会長日記

琵琶湖渇水?

今、イギリスのグラスゴーでCOP26(第26回国連気候変動枠組み条約締約国会議)が開かれています。地球の温暖化が進み、海面上昇で沿岸線が変わり、国や島が消えてなくなる可能性の危機にも警鐘を鳴らされています。近年、私たちの周りでも、異常気象などが身近なところでも感じられるようになってきています。

長浜の琵琶湖岸は毎日のように車で走ったり、週末にはランニングやウォーキングをしているのでその風景の変化にも気づきます。最近姉川大橋から見る河口付近の水量がとても少なくなってきています。秋になり雨がほとんど降っていなくて水の流れがほとんどない状態です。

姉川大橋から、東に伊吹山を臨む南浜近辺と西側の河口付近。ちょうど川と琵琶湖の境目に砂洲ができて人が通れるくらいです。これから野鳥たちがいっぱいやってきて観察シーズンですが、沖の方にしか鳥たちが見られなくなるかもしれません。

昨日は大浜の湖岸線にコハクチョウの姿も見えました。

海老江港の向こうに砂洲の上に樹木の繁る島があります。通常は湖水に隠れて完全な島になっているのですが、渇水のときには砂地の道が表れます。長靴を履けば島に渡れるのですが、少々不安なので実行はしていません。ここは、私の父が生まれ育ったところなので、小さい頃、祖母のところへ行ったりすると夏場は船に乗ったり、泳いだりした場所です。父は生前、学生時代には竹生島まで泳いで行ったなどと言っていましたが、本当かどうかは今となっては謎です。距離的には3キロぐらいでしょうか。

現在の水位は、長浜では片山港でマイナス57cm、大津でマイナス59cmだそうです。今までで観測史上最低の水位は、平成6年9月のマイナス123cm、反対に最近で最も高かったのは、平成7年5月のプラス93cmです。琵琶湖には一級河川だけでも117本の川が流れ込んでいますが、流出河川は大津の瀬田川のみですので渇水の実感は少ないのですが、ここ20年くらいでは今が最も少ないようです。水量が少ないとどうしても湖水の汚れが気になるので、川の源流となる周囲の山々に雪が降るまでに適度な降水が欲しいところです。

おまけ・・・

今日11月7日は二十四節気の「立冬」ということで、これから寒さが本格化してきます。工事現場や工場などでも防寒対策をするわけですが、グループ会社の「国友製材」でも新しいジャンパーを作りました。私も一着もらったので紹介します。

工場のパートさん、福田makiさんのデザインです。なかなか洒落ていて素敵だと思いませんか?

さて私はどこへ着て行こうかな・・・

社長