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BLOG気密・断熱・防水
突然ですが!
気密施工の状況です(写真;朝日の家・平方南の家)
写真は外壁面の様子ですが、
外部面材(もしくは断熱材)へ
気密処理をおこなっています。
同じく屋根面及び床面、設備貫通部など
へも同処理をおこないます。
なぜ気密処理が必要か?
家に住むには光熱費がかかります。
LED電球が普及し、エアコンも省エネ商品が
続々登場していますが、これからの住まいの
本当の省エネ化は太陽光パネルを乗せるのもよい
かもしえませんが、気密性・断熱性を上げ
住宅を高性能化。
エアコンの台数を限りなく少なくして、
月々のランニングコストを更に抑えることのできる
家づくりが必要となってきます。
それと、家中のどの部屋も同じくらいの室温になります。
温度差によりヒートショックになりません
体にも優しいわけです。
もちろん気密化することは
住宅にとって、とっても怖わ~い壁体内結露(壁の中の見えない部分)
の抑制効果もありますし、計画換気と合わせると窓面の結露も
限りなくないものにしてくれます。(窓の性能にもよりますが・・・)
現在の冷暖房であたたかく、涼しく生活することになれて
しまった生活を支えていく家
その家を長年にわたって住み続けるためには必要不可欠な
ものとなってきます。
そして写真は断熱の様子
当社では、新築住宅の場合
セルロースファイバー
フェノールフォーム
現場発泡ウレタンフォーム
を主に使用しています。
断熱も隙間なくしっかり充填できるものでなければなりません!
なぜか?
いくら気密化を図っても連続された断熱処理が
しっかりされていなければ熱橋がおこり
結露しちゃいます・・・(写真;唐川の家・マキノの家・三ツ矢の家etc)
配管、コンセント廻りにしっかり施工できているかが カギ となり
これを怠ると、例えば、暖房時には壁の中で
冷気と暖気がケンカして結露がおきちゃいます。
(家のコンセントのところから スースー くるアレです)
それともちろん外装の2次防水もしっかりと
窓廻りはもちろんですが、
換気扇貫通口
バルコニーの手すり壁の部分
庇や下屋との取り合い部分等々注意が必要です。
外装に使用されている窓廻りや目地部分のコーキングは
10年前後で劣化しひび割れしてきます・・・
(そのころには打ちかえ時期です)
そこから雨水がまわります。
ですからその下の仕事が重要になってきます。
↓窓廻り
↓バルコニーの手すり壁の処理
万が一入ってしまった雨水も下地の間から
しっかり流れるように胴縁も施工します。
(あわせて通気の経路にもなります)
と、長々でしたが
伝えたいけど なかなか伝えられない必要なお話でした。
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