「唐川の家A」（笠原自宅）

いよいよ冬。

サーモグラフィーでの　表面温度比較　の時(季節)がやってきました！

高断熱化でいかに室内空間に温度ムラが無くなったか目で確認します。

まず、リノベーション前の画像↓↓

２年前　FLIR　ONE　を購入した頃、いろんなお宅にお邪魔して

サーモ画像撮ってまわってました。

こちらが　FLIR　ONE　↓↓　（アイホン５に付けれるタイプ）

その時撮った自宅のリノベーション前の画像（冬季）の表面温度です。

母親の足元付近　11.9℃

壁面　17.6℃

天井面　20.9℃

床から天井まで　ちょうど　9.0℃　の温度差

（人は足元から頭の高さで　３℃以上の温度差　があると不快に感じるそうです）

ということで、凄い冷えのぼせの不快な環境でした・・・

やはり住宅建築にたずさわる者として、快適な環境で暮らしたい(暮らさせたい）

そして、リノベーション後の状況↓↓です。

薪ストーブ　順調に燃焼中

（薪ストーブが高温なので温度ムラあるように見えますが・・・）

二重煙突部分　49.6℃

母親が立っていた付近の　床面　21.1℃

壁面　21.3℃

天井面　21.9℃

床面から天井面の温度差　0.8℃　順調順調(*’ω’*)

そしてそのまま吹抜け付近の２階へ

床面　21.3℃

天井面　22.9℃

なんと☆期待以上のいいあんばい

発熱量の高い薪ストーブ付近でもこの状況

１階の床面～２階の天井面で温度差たったの1.8℃

そして、表面温度が上がるとより快適になります。

いい室内環境が目で確認できました！

そして、室温が22.0℃なので

体感温度は（室温22.0℃＋表面温度21.3℃）÷2＝21.6℃にもなります☆

快適環境には表面温度が重要なので

後日わかりやすく説明しますねっ！

今回の高断熱化で　断熱性能はUA値計算0.55程度になってます。

（一般基準値　UA＝0.87）

正直、和室二間は未改修なのでそっちのほうはちょっとスースーしてますが・・・

今後、テコ入れが必要です　（でもいい状況☆）

現在、高断熱フルリノベーション中の「相撲町の家」は

更に期待大です！