施工事例
WORKS~程よい広さ リビングと隠し収納~
「榎木町の家」
コンセプト 冬暖かく柔軟性のあるリビングへ
伝統的な田の字住宅の改修。
3人のお子様が成長され少し団欒の場が手狭になってきたことや冬を暖かく過ごしたいという思いをきっかけにご相談を頂きました。
元々、リビングとして使われていた田の字の2間+付属の押入と広縁を1つの空間にすることで、より開放的なリビングへ。そこに収納量をアップさせたWICを併設。もちろん、工事範囲内の区画断熱改修をおこなっています。
改修前の和室
内観の特徴
既存の構造材を見せ、すっきりした主張しない白い壁紙にすることで木質感を活かした空間としています。木材の温かみ、程よく歴史を残した上品で使いやすい空間を目指しました。
元は収納が2.0帖程の押入だったスペースを拡張し、4.0帖程の広々WICに♪収納量アップで大きな荷物も収納できるように使い勝手を向上しています。
また、WICの扉は設けず、移動式の造作家具を製作。
テレビ背面のタモ材と合わせた木材で家具を仕上げることで壁面が揃いすっきりと統一感のある空間となっています。
リビング中央には、テレビボードと同じ木材で造作した背の低い棚を配置。こちらの家具も床面に固定していないため、移動が可能でたくさんの来客の時や広いスペースが必要な際、外壁面によせ使用することで可変性のある部屋の使い方ができます。
効率的な冷暖房ができるよう垂れ壁であった梁間の壁はとりこわし、断熱施工により空調が良く利くようになった部屋で仕事もできるようにワークスペースも併設しています。
- 詳細情報
- 施工面積:13.4坪
工期:3.0ヶ月
屋根:いぶし瓦葺き(既存のまま)
外壁:焼杉板
内壁:空気を洗う壁紙/ナラ[節アリ]
床:ナラ[節アリ]
空調:壁掛けエアコン4.0kw